台湾のあれこれを紹介する Pinkoi 台湾カルチャーレポート。第 3 回目のテーマは、「マスク」。
厳しい冬の寒さも少しずつ和らぎ、ようやく春の足音が聞こえてきそうな 2 月の終わり。季節の変わりの目の風邪や花粉症対策のために、マスクは欠かせないアイテムですよね。
日本ではシンプルな使い捨てタイプが一般的ですが、台湾のマスクはカラフルで何よりも種類が豊富なのが特徴です。街を歩けば、季節を問わず必ず目にするマスクをした人々。どうやら台湾の人たちがマスクを愛用する理由は、単なる風邪予防だけではないようです。今回は台湾マスク事情についてご紹介します!
バイク大国
大貓上的又凌|Cat Knight Series postcard
世界でもっともバイク普及率が高いと言われる台湾。旅行に来て、路上にひしめき合うバイクの群れに圧倒された方も多いと思います。老若男女問わず(時にはペットまで乗せて)雨の日も風の日も、バイクに乗って出かける台湾の人たち。そんなバイク社会台湾において、マスクは風よけや排気ガスから身を守るために必要不可欠なアイテムです!
寒さ対策
暖かいイメージの台湾ですが、冬の寒さは想像以上。今年はなんと台北でも雪が観測されるほど冷え込みました!さらに台湾の家は大理石やタイルの床が多く、暖房設備がありません。そんな背景も手伝って、この時期は保温のためにマスクをする人がたくさんいます。
すっぴんを隠したい
ちょっと近くのスーパーまで買い物に行くのに、わざわざお化粧するのは面倒くさい。夜更かしをしてクマがひどいなど... 。マスクは、そんな台湾女性たちの心強い味方です!
人混みでも安心?
毎日たくさんの人で混雑する MRT やバスの車内、物凄い数のバイクが行き交う台湾の街角。マスクをしているだけで安心する、と感じている人も多いようです。
目ぢからアップ!
マスクをすることで目元が強調され、より力強い印象の瞳に。そしてマスクで隠された女性の顔に想像力を掻き立てられ、ミステリアスな魅力を感じるという台湾男性の声も多数聞かれました!